悲劇・お引っ越し

2/7
前へ
/57ページ
次へ
【単身の引越しの大きなツケ】 22歳・ホステス アタシは、高校時代の友人のA子ちゃんが高校卒業後に東京の女子大に進学をすることが決まっていましたので、高校の卒業式のあと、友人たちでA子ちゃんの引越しのお手伝いをしたのはいいのでありましたが、自分たちだけで行いましたので、大きなトラブルを起こしてしまったのでありました。 A子ちゃんの荷物は、高校の先輩のB子ちゃん(当時20歳)が運転するほろつきのボンゴのトラックに積みまして、友人たちと一緒に東京を目指して出発をしたのでありましたが、途中でアクシデントが続いたので、予定よりも大幅に遅れて16時間後に東京に着いたのでありました。 さて、新居のアパートに着いて荷下ろしが始まりましたが、この時にトラブってしまったのでありました。 荷物を下ろして、箱の中から品物を取り出そうとした時に、C子ちゃんが『A子ちゃんが大切にしていた宝物コレクションが四点不足してしまった…どうしよう…』と言いまして、大パニックを起こしてしまったのでありました。 この時、A子ちゃんが大切にしていた宝物コレクションをなくしてしまったことが明らかになりましたので、みんなが大パニックにおちいってしまったのでありました。 あの大事件の後、A子ちゃんはせっかく東京の女子大に進学をすることが決まっていたと言うのに、両親の自己都合で帰って来てくれと言われたので、引き返してしまったのと同時に女子大進学を断念してしまったのでありました。 それと同時に、アタシたちはA子ちゃんとの友人関係が気まずくなってしまいましたのでどうすることもできなくなってしまったのでありました。 A子ちゃんが大切にしていた宝物コレクションが四点なってしまったことについては、アタシが運び出す際に、段ボール箱の底が抜けそうになっていたことに気がつかずにそのままトラックに運んでいたと言うことに気がついたのでありました。 今ごろになって、その事に気がついていたなんて… A子ちゃん… ゴメンナサイ…
/57ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加