悲劇・お引っ越し

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【息子夫婦の引越しが実を言うと…】 66歳・スナック経営者 アタシの長男夫婦の家族3人(長男・42歳と嫁・38歳と長女・中2)は、家を建てるためにあれこれと準備をしていたのに、長男の気持ちが途中で家を建てたくないと言うことになってしまいましたので、家を建てるのをやめて、アタシとダンナ(83歳)が暮らしている実家へ引越しをしたのでありました。 長男の気持ちが家を建てたくないと言うことに加えて、アタシのダンナが無気力状態になっているのでアタシが店に行っている時のことが心配になっていましたので、長男夫婦の家族に帰って来てほしいとお願いをしていたのでありました。 アタシのダンナは、朝起きてからずっとコタツの中で寝転んでテレビばかりを見ている日々が続いていて『毎日がつまらない…』と悲しい声で言っていましたので、それだったら長男夫婦の家族に帰って来てもらう方が最良だと思っていましたので、長男夫婦に帰って来てほしいとお願いをしたのでありました。 しかし、その結果大きな間違いが起こってしまったのでありました。 長男夫婦の家族が引越しをしてから一ヶ月後に、近所の奥さまがアタシに『あんたカタの嫁さんの恋泣きが近所に大きく聞こえているわよ!!』と言うクレームが来ましたので、アタシはもしかしたらと思いまして、急いで家に帰りまして、合カギを使って家に入ったのでありました。 そしたら… 嫁(38歳)が、コタツの中でダンナに抱かれていたところをアタシは見てしまったので、思いきりキレてしまったのでありました。 アタシはダンナに対して『アタシはもうがまんの限度を大きく超えてしまったわよ…施設へ連れて行くわよ!!』と言いまして、ダンナを老健施設へ強制送還させたのでありました。 アタシは、今回の一件で長男夫婦の家族の人間関係がおかしくなってしまっただけではなく、長男夫婦の家族やキンリンの住民たちとの間に深い溝を作ってしまったのでありました。
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