悲劇・成人の日

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アタシが休学をしてから3日目に、実家の母が心配になってうちにやって来たのでありました。 アタシはこの時、母にAちゃんから借りていた少女マンガの単行本セットを返していないことを話したところ、母はアタシに『捨てたわ…だってあんたテストの点が悪かったからマンガどころじゃないと思ったから…』と困った声で言いましたが、アタシが捨てた単行本セットはAちゃんのものだと言うことを言いましたところ、母は顔が真っ青になりましてその場に倒れてしまったのでありました。 アタシはこの時、Aちゃんに『母があやまって捨てた…』と言うことが言えないので、どのようにしてAちゃんに説明をすればいいのか分からないのでものすごく困り果てています。
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