第1章

2/2
前へ
/2ページ
次へ
「日取りは決まりましたか?」 お嬢様は、故郷から送られてきた分厚い本に挟まれていた栞を見て、返事を返してきた。 「12月24日。 毛唐の祭りに現を抜かす帝都の奴らに、忘れる事の出来ないプレゼントを差し上げましょう。 フフフ…………。 私達の故郷が頂いた物を、熨斗をつけて返してやるのよ」
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加