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「え?何を言ってるんだ今井?平成に武士なんかいるわけないだろ」
「え、ああ、そ、そうですよね…」
光輝は何故がとても恥ずかしい気持ちになった
(そうだよな、この時代に武士なんかいるわけないよな。やっぱり見間違いだったのかな)
この後、光輝は治療を受けて先生と僕のマンションまで帰った
次の日、今日は土曜日だ。光輝は起きると着替えて、朝食を取ると自転車に乗ってショッピングセンターにやってきた
「えっと、食べ物、洗剤、タオル、あ!電球も切れかかってたっけ」
光輝はショッピングセンターの地下の食品コーナーから7階の家電コーナーまで歩き回った
「次は…」
「あれ?今井くん?」
名前を呼ばれ、後ろを振り向くとはるかがいた
「やっぱり今井くんだ!昨日のこと先生から聞いたよ、もう大丈夫なの?」
はるかは心配そうに尋ねた
「うん、大丈夫!ちょっと倒れただけだから」
「そっか、よかったー。お買い物?」
「うん!いろいろとなくなってきたから」
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