第2章  私の後輩ワンコ

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以前、柚木くんが注文個数10のところを100でデータ入力したことがあった。 私が発注かける前に確認してたからよかったものの、 そのままかけてたら会社の大損失につながるところだった。 私としては嫌みで言ったつもりではなく、ただの指示だったのだけど、 それが柚木くんの過去の失敗を思い起こさせてしまったみたいだ。 (わぁー、犬耳と尻尾も垂れてるわ……) 私の中の妄想柚木ワンコはパタンと犬耳が垂れて、シュンと尻尾が項垂れていた。 …… ちょっ…落ち込んでる姿でさえも萠えポイントでしかないんですけどっ!! 「僕、少しでも原田先輩の役に立てるようになりたいのに。  あんな失敗して……情けないですよね」
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