第5章  ワンコとご飯

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居酒屋の2階の個室のお座敷に通された私たちは向かい合わせに座った。 「はぁ~っ、落ち着くわぁ。  やっぱり居酒屋にして正解だったかも」 「僕も同じこと思ってました」 障子が開いて店員さんが注文をとりに来た。 「とりあえず生中で!」 当然のように答える私に対し、 「僕は……ウーロン茶で」 遠慮がちに答える柚木くん。
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