第6章  ワンコと2軒目

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「す、すみません……  払って頂いて……」 シュン… 申し訳なさそうに項垂れる柚木くんに 私はポンッと肩を叩いて明るく言った。 「私が誘ったんだから、いいのっ!  それに私の方が給料もらってるんだし。  1年目の給料、うちの会社めちゃめちゃ少ないの知ってるから。」 (すっかりまた普通のモードなっちゃったなぁ…  これから家に連れこんでも、すぐに甘い雰囲気にもってけそぉにないかも……) 私は頭の中で、どうやって柚木くんを家に連れこんで襲うか考えていた。 「原田先輩、考え事ですか?」 ギクッ
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