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実は酔ってて、ナニモオボエテマセン……とか
そんな可能性も…有り得る、よね……
不安が渦巻く……
「おはようございます♪」
波留はまるで朝日が輝いてるような眩しい笑顔を見せ、
私の腕をそっと掴みチュッ…と唇にキスをした。
私たちは身体を起こすとベッドの上に座った。
「おは、よう……
あの…柚木、くん…」
言いかけた私に、波留が下から覗き込んで首を傾げる。
「『波留、って呼んで』って、言いましたよね?」
ドキンッ…
(覚えて、るんだ……)
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