第9章  エピローグ

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実は酔ってて、ナニモオボエテマセン……とか そんな可能性も…有り得る、よね…… 不安が渦巻く…… 「おはようございます♪」 波留はまるで朝日が輝いてるような眩しい笑顔を見せ、 私の腕をそっと掴みチュッ…と唇にキスをした。 私たちは身体を起こすとベッドの上に座った。 「おは、よう……  あの…柚木、くん…」 言いかけた私に、波留が下から覗き込んで首を傾げる。 「『波留、って呼んで』って、言いましたよね?」 ドキンッ… (覚えて、るんだ……)
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