動く震源

2/2
32人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
時は流れて2007年 ゴジラは自分が生み落とされたアドノア島周辺で生活していた。 しかしアドノア島にある生物が出現した。 ゴジラは自分の縄張りに侵入した者を排除しようと戦闘体制に入っていた。 ズゴゴゴゴゴゴゴ‼‼ 物凄い勢いで地面が揺らいだ。 ズドオォォォォォン‼‼ ゴジラは地面に突然できた穴に足を取られて地響きを立てて崩れた。 アァギャアァァン‼‼アァァン‼‼ 地面からはゴジラと同じくらいの大きさの4足歩行型の怪獣が出現した。 体の甲羅や尾には数え切れないほどの無数の鋭い刺がありその体では想像出来ない俊敏な動きを見せている。 キィヤオォォォォン‼‼ ゴジラが怪獣目掛け放射熱線を炸裂させるが、怪獣は目にも止まらぬ動きでかわした。 すると怪獣は空中で体を丸めるとゴジラ目掛けて襲いかかった。 ドオォォォン‼‼ ゴジラに命中するもゴジラは怪獣を受け止めてそのまま投げ捨てると怪獣は崖を転げて海へ落下した。 グウゥゥ…キィヤオォォォォン‼‼ ゴジラは勝利の雄叫びをあげた。 それから2週間後日本では各地で地震が頻発していた。 しかも奇妙なことに震源は 移動している。 この事実を知った日本政府は地底探索機を出撃させ、震源を探ることを決めた。 政府では薄々、怪獣か何か巨大な“何か”が地下で蠢いていると検討していた。 5日後震源を探るため、地底探索機は出動した。 これが事件の始まりになることを知らずに。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!