第6話 嗤って許して♪

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 元々、コメディーというのは、  広く演劇のこと、悲劇でないものを、  そう言っていたそうだ。  今は、コメディーとは、喜劇のことを言う。  心の底から笑ったり、  悲しみや感動で涙を流したり。  何故かそんな笑いや、涙の後には、  不思議な気持ち良さがある。  ところが、日常の生活では、  なかなかそういう場面には出会わない。  それで私達は、  本や、映画や、TV等に  笑いや、涙を求めるのだと思う。  あなたはどんな笑いが好きですか?  笑いの中に本質的に、  嗤うという気分がある。  私がTのことを笑ったのは、  多分にこの嗤いなのだと言える。  本当は私はそんな笑いは好きではない。  できるだけ、誰も傷つかない、  ナンセンスギャグで、ばか笑いできる、  そんな笑いが好きなのだ。    そして、贅沢を言えば、  笑いの後に、  そこはかとなく、哀愁が漂えば、  もう、最高のエンターテイメント!!  そんな芸のできる芸人さん、  ご存知ありませんか?  
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