第6話 嗤って許して♪

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 罪を許してやってくれなどと言えるほど  私は偉くない。  そんなことを言うつもりもない。  被害者や、似た犯罪にあった人には  本当にお気の毒に思うし、  犯罪をほんの少しでも容認するようなことは、  決して認められない。  けれども、私は言いたい。  今既にTが芸能界から追放されて当然。  そんな論調が拡がっている。    「それは如何なものか?」  賛否あるだろう。  どうやら、否の方が正当だし、  多数に違いない。  今回は、何故私がそう思うのか、  これ以上は言わないでおく。  否の意見を聞きたい気持ちもある。  勿論罪を償って、謝罪するのは最低条件。  どうしようもない父親の借金を  肩代わりしていたと言う。  そのことで罪は軽くならないが、  これを読んでいる読者には、  情状酌量の余地が無いかどうか  聞いてみたい。  もし、次にTVか何かで、  Tを見ることができれば、  きっと舞台に出てきただけで  笑ってしまうと思う。  「人間弱いし、バカでどうしようもない。」  「私の人生、キングオブコメディー」  なのだ!      
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