第3話

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◆◆◆◆◆ <格闘家> 名前:ラング ≪拳マスタリーLv2≫+1 ≪布装備マスタリーLv1≫ ≪俊敏強化Lv2≫+1 ≪ジャンプLv2≫+1 ≪蹴りLv2≫+1 ≪エンチャントLv1≫ ≪サバイバルLv1≫ 〈ドロップ〉 300G ゴブリンの角×3 ゴブリン族に伝わる伝説の剣Ver始まりの森  ◆◆◆◆◆ おお!なんか出た! 「おつかれ~。 今画面が出てるでしょ? それが戦闘結果だよ。 アップしたスキルレベルとドロップアイテムが見れるよ。 ちなみに初期設定でステータスは全部見れたと思うけど対応したスキル取らないと職業、名前、スキルしかステータスで見れないから。」 なるほど。 やっぱりスキル中心のゲームだからスキルがないとできることの幅が狭まるな。 「そういや変な剣ゲットしたんだけど。」 「もしかしなくても伝説の剣でしょ? ゴブリンのレアドロップだよ。 ちなみに使えないけどね。」 アイテム欄から説明見れるらしいので見てみることにした。 ◆◆◆◆◆ 〈ゴブリン族に伝わる伝説の剣Ver始まりの森〉 始まりの森に生息するゴブリン族に伝わる伝説の剣。 選ばれしゴブリンのみが使用可能。 普通の人間が使っても鉄くずでしかない。 ゴブリンにプレゼントすると大変喜びます。 ◆◆◆◆◆ 「プレイヤーは使えないのかよ。」 「サモナーのためのテイムアイテムだね。 そんなことより聞きたいんだけど・・・。」 「な、なんだ?」 妹はおっかない顔をして詰め寄ってくる。 「どうしてゴブリンリーダーをラリアットとかかと落としで倒せるの!? 格闘家は拳以外の肉体攻撃のダメージ補正は少ないはずだよ! いくら私がちょっとダメージを蓄積させてたからってあれはおかしいよ!」
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