第3話

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道具屋ではピッケルを10本と採取用ナイフを3本、伐採斧2本購入した。 い、いや。 俺ってモンスターをハントするゲームでも回復薬よりピッケルと虫あみ買うタイプだし。 次は防具屋だ。 道具屋と防具屋と武器屋は隣同士なので苦労することなくたどり着けた。 武器は別に蹴りがあるしそこまで重要とは思えないから今回は防具に全財産かけよう。 べ、別に武器屋がすごく混んでて入りたくないとかじゃないんだからね。 冗談はさておき、防具屋の中をいろいろみて回ったが防御力の高い布武具はほとんどない。 数少ない高い奴は値段も高い。 どうやら布防具は付属効果重視みたいだ。 「はぁ、これでいいか。」 それで買ったのは拳法着の上下セットだ。 少林寺拳法とかで来てるような奴の黒色だ。 ◆◆◆◆◆ <拳法着上下セット> 物防+2 俊敏+1 ◆◆◆◆◆ これで残りの金は3Gだ。 ピッケルが思いのほか高かったのが痛い。 ほんとはもうちょっとナイフとかほしかったんだけどな。 しかし3Gだと薬草すら買えないな。 「さて、どうしたものか。」 草原に行くべきか。 それともさっきと同じ森にすべきか。 いろいろ悩んだ結果森にすることにした。 草原だとまだプレイヤーが多そうだし。 森も結構いるとは思うけど、草原みたいに見晴らしがよくないから気持ち的に少なく思えるだろう。 そして一番の理由は、採取できるものがいっぱいある気がするからだ。 というわけで早速森に向かうことにした。 さっきは戦闘しかしてなかったからどんなものが採取できるか楽しみだ。 ◆◆◆◆◆ <格闘家> 名前:ラング 所持金:3G ≪拳マスタリーLv3≫+1 ≪布装備マスタリーLv2≫+1 ≪俊敏強化Lv3≫+1 ≪ジャンプLv3≫+1 ≪蹴りLv3≫+1 ≪エンチャントLv2≫+1 ≪サバイバルLv2≫+1 ◆◆◆◆◆
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