第4話

2/4
前へ
/20ページ
次へ
森に入ると、他のプレイイヤーを発見した。 どうやら浅いところでゴブリン狩りをしているようだ。 なので俺は少し奥のほうに行くことにする。 「しかし、どこで何が採取でいるんだろうな。 この辺の草とかは採取できないのか?」 そう思い適当につかんで腰についてあるアイテムバックに入れる。 このアイテムバックだが、さっき気づいた。 どうやらアイテムボックスと連動しているようだ。 なのでここに入れたアイテムをアイテム一覧から確認できる。 ◆◆◆◆◆ <雑草>R0 ただの雑草。 ◆◆◆◆◆ ・・・うん。 使えそうにないな。 何かアイテムないのかよと、ぼやきながら歩いていると心なしか光ってる気がする草が生えていた。 早速摘んでみる。 ◆◆◆◆◆ <薬草>R1 HPを微小量回復する。 すごく苦い。 ◆◆◆◆◆ お!薬草だ! アイテムとして使えるのは光ってるってことなのか? 周りに光っているものはないかと探してみると結構あった。 全部採取してみると薬草ばかりだ。 「この草とか光ってなけど毒々しい色してるな。 これもやっぱり雑草なのか?」 ◆◆◆◆◆ <???>R? ???。 ◆◆◆◆◆ なんだこれ?ハテナばっかりだ。 たぶんこれもアイテムとして使えるんだと思うけど・・・。 もしかして鑑定スキルがいるのか? サバイバルは鑑定もできるって書いてあったからそれのおかげで薬草は分かったのかもしれないな。 そうなると薬草だけ光ってたのもサバイバルスキルの効果っぽいな。 仕方ないから変わった色や模様の草は片っ端からとってみるか。 そう思い草を採って採って採りまくってると、光っている木を見つけた。 これは伐採斧の出番だろ。 ガッ!ガッ!ガッ!と何度か斧ををたたきつけると、木が倒れた。 すると、ただの木材を3つ入手したと画面が出て、倒れた木が消えた。 「こういう仕組みなのか。 木も片っ端から伐採するか。」 環境破壊?何それまずそう。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

75人が本棚に入れています
本棚に追加