クリスマスに彼を寝取られました。

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どういう…こと…? また わたし 失敗したの? 何度も 何度も 何度も やり直したのに どうして…! 「ミカ…ごめん。 オレ、ユカリが好きなんだ。」 「ごめんね、ミカ。 どうしても気持ち、止められなくて…。」 もういいよ。 何度も聞いたわ、 そのセリフ。 冷めた瞳で 半裸の2人を見下ろす。 クリスマス・イヴの夜。 彼の家。 ソファーでイチャついていた2人。 床の上には 親友ユカリの シャツとブラジャー そして わたしの彼氏 ヒロキのTシャツ。 上だけ脱がされ露わになった たわわな胸を両手で抑え 涙目でこちらを見上げる ユカリ。 女の私でも惑わされそうになるくらい ユカリは 美しい。 顔、体、声、髪の毛… どれをとっても完璧。 自慢の友達だった。 その全てが 今は 本当に 憎い…! ちょうど5ヶ月前の 7月24日。 ユカリと出かけた夏祭りで 偶然会ったヒロキに 私は 告白された。 入学した時からずっと 好きだった、と。 ここで出会えたのは きっと 神様からのプレゼントだから 逃しちゃいけないと思った、とも。 ヒロキは 絶世のイケメンというわけではないが 同じ学科でも 好意を持つ女子が、必ず数人いるくらいのレベルでは イケメンの部類に入る男だった。 そんなヒロキに 地味で 目立たず 恋愛経験もない私が 告白されたのだ。 最初は 何が起こったのか よく 分からなかった。 初めての告白に テンパりながらも 私は YES と答えたらしい。 だって 断る理由なんかない。 そして 1ヶ月 2ヶ月と時間が経つうちに 私は ヒロキの外見はもちろんだけれど 私のことを想ってくれている その態度や 優しさ 時々見せる 男らしさなんかに どんどん ハマっていった。
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