プロローグ

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西暦2365年。 世界の科学水準は飛躍的に向上し世の中は画期的な技術が生み出された。 その中に、世界が我先に優位に立とうとしているものがあった。 その名を魔導装甲〈ウィザーアームド〉。 古代遺産から発掘されたデータを流用し作られたそれは人を選び、 選ばれたもののみに真の能力を発揮する。 世界の主要国はすぐさま魔導装甲に適応する者、適応者の育成と新たなる魔導装甲の制作に取り掛かり出した。 それは外国だけでなく日本も同じだった。 6つの試作上位タイプと量産タイプの魔導装甲を生み出した日本政府は東京に保管し、 その保管場所に能力者を教育、管理する学院を創立した。 その学院は国内唯一の魔導装甲の適応者の育成機関、 国立魔導装甲養成機関。 魔装騎士〈ウィザーナイト〉学院と呼ばれた。 しかしその設立ののち日本で量産型の機会装甲を使った犯罪が勃発。 日本は打開策として学院に召集した6人の少年少女で小隊を組んだ。 こうして、 国内初となる試験型のみの小隊。 第一装甲騎士団、 六芒星の騎士団が生まれたのであった。 この物語は、 六芒星の騎士団のメンバーとして選ばれ、 仲間とともに邁進する適応者の少年とその仲間達の物語である
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