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校長室に入ると、
そこには俺たちを含めて6人の少年少女。
そして対面する大きな椅子に不釣り合いなロリっ子がいた。
校「おお、ようやく揃ったか。
よくきてくれたのみんな。
まず自己紹介からしようか。
私の名前はエカテリーチェ・高崎。
学院長と呼んでもらったら構わんぞ?」
?「は、はぁ。
学院長・・・さん?」
眼鏡をかけたナイスバディの女子が学院長にそう呟くが、
学院長は咳払いをした後話を続けた。
高「・・・こんな見てくれだが学院長だ。
よく言われるがな。
さてさて、君達は私が選抜した選ばれしものだ。
ご存知かもしれんがここは装甲を扱えるもの達の集まる国立機関だ。
突然で申し訳無いが君達はこれからこの学院で過ごしてもらう。」
?「ちょ、ちょっと待ってくれ学院長さん!!
どうも俺にはわからないんだが何で俺たちはここに呼ばれたんだ!?
ここは成績優良者や装甲操作の練度の高い連中が来るとこだろ?
他のやつは知らないが俺なんか成績は下から数えたほうが早いし、
装甲だって工業用が使えるだけだ!!
そんな程度の俺がなんでここに呼ばれたのかわからないんだが。」
1人の男子生徒がそう学院長に質問する。
確かに俺も成績も装甲操作技術も中の下だ。
俺もこの学院に転入する理由がわからなかったとこだ。
すると学院長は笑顔を作っていた顔をすっと真顔に変え、
声色を変えてこう言った。
高「君達を呼んだのは他でも無い。
君達には・・・国家が作り上げた最高傑作であり最高機密。
カスタムタイプの6機の装甲。
通称「六芒星」の装者に君達が選ばれたんだ。」
全「!?」
学院長が言ったセリフに、
その場にいた6人の生徒の顔に戦慄が走った。
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