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東「六芒星・・・
日本国が昔建造された遺跡から発掘されたフレームをもとに開発した次世代型の軍事装甲。
量産型とは雲泥の差の性能がある・・・としか国が情報を公開していない国家機密の装甲だよな。
それのパイロットに俺達が!?
全く理解が追いついてないんだが・・・」
俺がそう学院長に言うと学院長は指を鳴らした。
すると部屋が暗くなり、
学院長の背後に部屋の隅からレーザーが照射されていつの間にか展開してたプロジェクターにデータの様なものを移した。
高「これは、君達がかつて装甲を動かした際に撮ったデータだ。
いつも君達が装着して乗っている量産型は誰でも乗れる様にデータ調整されている。
だが・・・よいしょっ、
六芒星の機体には特別な適合者のみ乗れる様になっている。
それはこの部分、適応性が一定数値無ければこの装甲は展開できないんだ。
そしてその数値というのは、
6000人に1人の割合で超えるか超えないかというレベルだ。
そしてそれを君達は見事にクリアしている。
そしてそれだけじゃ無い。
それに合わせて個別にある波長、精神の波長も適合しなければそもそも六芒星に乗ることすらできない。
君達は、その波長がぴったり六芒星と合う唯一の6人。
まさしく六芒星と言うわけだ。
ここまでは分かったかい?」
春「え、えぇ。
という事は、
私達はこれからその六芒星の専属操縦者になるのですか?」
高「あぁ、
ただ六芒星は機密性が高い為どの六芒星に乗るかは今日伝える。
だからこそ君達にはこの学院に転入してもらう。
そして六芒星とともに歩み我が国を襲うテロの脅威から我が国を守る騎士として。
みんなを1つの小隊としてチームを組んでもらうのだ。」
?「・・・ふざけないで。
今日あったばかりの連中を小隊に?
私は」
高「秋坂鞠。
君も六芒星の専属操縦者なんだ。
例えどんな過去があれど君はもうこの学院の所属だ。
・・・君もまだ若いんだし、
同じ同年代の子との連携を強化して思い出を作るのも君の為になるから。
頑張ってみなよ。」
学院長がそう諭すと鞠と呼ばれた少女はバツが悪そうに頭をかいて黙った。
高「よし、
じゃあ君達がこれから身を預ける六芒星の元へ案内しよう。
私についてきたまえ。」
学院長はそう言うと椅子を降りて校長室を出始めた。
俺たちも顔を見合わせながらも学院長について行った。
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