scene-1「継ぎ接ぎの記憶と。」

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 僕は意識が途絶える寸前に、どうにか聞くことができた。  ――どうか忘れることのない、大法螺吹きになってくれよ――  …………そんな『あの人』のことを、僕は今も思い出せそうにない。
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