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「ハルー、聡!これからプラネタリウム行くって」
「今から!?」
同じ部屋の男子に言われ、俺達は部屋を出た。
澪とちゃんと話さないと。
「澪!!」
プラネタリウムに着くと、俺は澪の腕を掴む。
「ハル・・・」
「隣、座るぞ」
「そこ、明里ちゃんの席・・・」
「明里に代わってもらった」
「澪、まだハルに怒ってるのに・・・」
「話がしたい、澪」
「わ、分かった・・・」
俺は澪の隣に座る。
「ごめん。澪の気持ち考えないで」
「え?」
「澪が嫌な気持ちになるのも仕方ないよな。俺も・・・もし、澪が他の男子と手繋いで歩いてたらやだし」
「ハル・・・」
「俺の特別な女の子は澪だから。それは信じて欲しい」
「信じるよ、ハルの事。怒ってごめんね」
「良いよ。ヤキモチやかれると嬉しい」
俺は澪の手を握る。
すると
澪はにっこりと笑った。
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