Chapter.1 桜井澪という女の子

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新学期が始まった日、担任は信じられない言葉を俺達に投げかけた。 「桜井は家庭の事情で夏休み中に引っ越した。寂しくなるな」 そんな・・・ 「先生!桜井さんの新しい住所って・・・」 「すまんな、本城。先生も知らないんだ・・・」 何で・・・? 約束したのに・・・。 何で俺達に何も言わないで・・・ 「本当だったんだ・・・」 俺は明里と聡の3人で澪の家へ。 澪の家の門には売り出し中の看板が。 「くそっ!何でなんだよ!澪!!」 約束したのに・・・ ずっと一緒だって。 俺達の前から彼女は突然姿を消した。 何も言わず・・・。
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