Chapter.2 もう一度。

10/13
前へ
/222ページ
次へ
「ここのクレープ美味いだろ?」 「うん!すごく気に入った!イチゴ生クリーム!」 俺達は駅前のクレープ屋でクレープを買って食べる。 「本当苺好きだよな、お前」 「苺一番好きなんだ」 「生クリームたくさんついてる、口元」 「えっ?」 「しょうがない奴だなぁ」 俺は澪の口元をハンカチで拭く。 そういえば、昔もよくこんな事したっけ。 「本城くん、お母さんみたい」 「あんま嬉しくないな、それ」 やっぱり澪は変わってないや。
/222ページ

最初のコメントを投稿しよう!

70人が本棚に入れています
本棚に追加