第1章

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パンパンパンッ 「「「ハッピーバースデー!!!」」」 「うぇっ!?」 俺が呆然としているのを尻目に、皆サプライズが 成功したことを喜びあっている どうやら俺が普段からつるんでるやつら数人が 集まって企画してくれていたらしい それから騒ぎおわったのか、幼馴染みが声をかけてきた 「お誕生日おめでとう!今日だったよね! はい!これ皆からのプレゼント」 そういって笑顔でプレゼントを渡してくれた 箱の中には買い物に行った時に俺がじっと見ていた 靴があった 「お前ら…ありがとな!」 そこから皆で用意してくれたケーキをつつきながら 楽しく話した 「そういえば何歳になったんだっけ? えっと、18歳?」 「おう、18歳と3日」 「ん?………ねぇ、誕生日って…今日だよね?」 「……俺からもサプライズを一つ。俺の誕生日は 3日前だ。誰か気づいてくれるとおもってたんだがな」 「「「……サプラーイズ!!!」」」 「…もういいや…ありがとな…」 ーend
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