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「まだ何も言ってないじゃん！」
蕾といつもの口喧嘩をして、俺はやっぱり折れて、買い物に行くことになった。
そして、今に至る。
頼まれたお茶とアイスを買うべく、俺は近くのスーパーに寄る。
結構遅い時間なだけあって人はまばらだ。
寒いから早く買って帰ろうとお茶のペットボトルを取り、アイスのコーナーへ急ぐ行く。
今は冬だし、寒いのに冷たいアイスを食べたがるのは、蕾しか居ないと思っていた。
… だが。
アイスのコーナーにスーツ姿のイケメンがいた。
あ、きっとこの人は蕾と同じタイプの人だ、
と直感する。
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