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話しかけられた!話しかけられた!!話しかけられた!!!
あまりの嬉しさに、緊張し心臓が口から出てしまいそうだった。好きだと顔に出ていなかっただろうか??
最後のあの言葉はあまりにも図星で驚いて思ってもいない言葉を言ってしまった。嫌われてはいないか不安になる。
でも、そんな不安は次の日にはなくなった。今まで、《話す》なんてことは無かったのにまるで恋人になったかのように話しかけて抱きついてくる。
初めは、クラスのみんなも私達の変わりように驚いていたが、いまでは「またか」なんて言われてる。
いつも、私は恥ずかしくなって、可愛くないことを言ってしまう。
『もう!話しかけないで!ついて来ないで!抱きつかないで!勘違いされる!!』
『ん?なんか問題ある?僕は好きだよ??』
『な…私は迷惑なのよ!』
そう言ってまた、逃げ出してしまう。あの人の言葉は心臓に悪い。あいつはどうせ冗談で言ったんだろう。それを本気に捉えてしまうのはそれが自分にとって都合がいいから
…もしかしたらと期待してしまう。
こんな自分が嫌だ。
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