悪妻ニューウェーブ

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「昨日はお休みでしたね」 高野くんの方から声をかけてきた 「私に用事が出来ちゃって」 思い浮かぶのは昨日のエッチのことだ 何度もイカされかなり満足した ”毎日したい” こんなに淫乱な女になるなんて 思ってもいなかった というよりもこういう女をバカにしていたのだ 高野くんを見る時もついつい股間の方にも 目がいってしまう 「あっ 聞いておくって」 「えっ」 「バランスクレーのレコード」 「あぁ あるとうれしいなぁ」 「持ってきてくれた?」 「昨日は持ってきてたんだけど・・・」 「そうなんだ」 ちょっと申し訳ないことをした 「いつでもいいけど聞かせてね」 「は、はい」 高野くんは仕事帰りということもあって 長くても30分くらいしかいない 昼過ぎになって常連の三田さんがやってきた 私にオーナーの秘密を教えてくれた人だ 「いらっしゃいませ あっ 三田さん」 「名前覚えてくれたんだ」 「ハハハッ 1回だけじゃないですか 間違えたのは」 名刺をもらってうろ覚えだったので ミタさんのことをサンダさんと 呼んでしまったのだ 年はもうすぐ50とのことで オーナーよりは少し上のようだ 「コーヒーでも売ったら?」 「えっ!?」 「何も買わずに居座るの悪いしさぁ」 「そういうのはオーナーに言ってくださいよ」 「ナツミさんが頼んだ方が断りにくいだろうし」 「そんなことないですよ」 「いやいやっ チラシのこと聞いたでしょ ナツミさん推しで売上げ伸ばすってはりきってるし」 「パートですよ 私」 「いいじゃない そもそも不定期営業のの店だし」 「無責任なこと言わないでくださいよ」 「それくらい美人だってことだよ」 「大したことないですって」 「スタイルもいいしさ」 「騙されてますね」 「補正とかしてるのかな」 私の体を舐めるように見つめた うれしいが三田さんには発情しない 同じ年くらいならオーナーの方が何倍も魅力的だ
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