悪妻ニューウェーブ

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「三田さん 3時過ぎに来るみたいです」 「そっか まぁ もうすぐだな えっ そこの美女はもしかしてお友達?」 「どうも 和田レイコっていいます」 「もっとブサイクだと思ってたのにびっくりしたよ」 「正直ですね 三田さん」 「ハハハッ」 レイコは調子がいい 「彼氏もあとで来るんでよろしくお願いします」 「な~んだ つまんないな」 「奥さんいらっしゃるんでしょ」 「ナツミさんそんなことまで話してるのか」 「そんなわけないでしょ」 いやっ その通りだけど 「レイコさんも写真撮ってもらうつもりだろ」 「バレちゃいましたか」 「化粧がバッチリ決まってるもん」 「ウフフッ あっ ナツミも化粧直ししないと」 「そうね」 私が化粧直しをして戻ってみると レイコはかなり三田さんと親密に話していた 「ハハハッ 面白いわ 三田さん」 「レイコさんと結婚前に会いたかったなぁ」 「生まれてないですよ」 「またそんなこと言っちゃって」 「女としてですよ」 「いいね そういうの」 「あっ ナツミ 結構気合い入ってるわね」 「こんなんでいいかな」 「照明をどうするのかわからないけど 今の店の感じだとかなりいいわよ」 「ありがとう」 「美女2人と話出来るなんて俺幸せだなぁ」 「またまた~ 三田さんも遊び人なんですか」 「待ってよ あいつと一緒にしないでくれよ」 「じゃあ 愛妻家なんですね」 「そう言われると何も言えなくなるなぁ」 レイコは楽しんでるようだ 若い男が好きといってたがそうでもないな 3時過ぎになってやっとオーナーと カメラマンがやってきた
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