悪妻ニューウェーブ

22/31
前へ
/31ページ
次へ
「じゃあ 別の衣装も」 「おっ 谷原さん やる気出てきたね」 「オーナーが選んでください」 「いいの?」 「はい」 「じゃあ・・・ これなんか」 「えっ」 「やっぱりダメだよね」 エスニック系の服だがセパレートビキニになっている 「着てみます」 「お~ マジで着るんだ」 「内田くんは見ちゃダメ!」 「え~」 「ふ~ん そういうこと言うんだ」 「なんだなんだ ケンカはじまっちゃってるよ」 三田さんは楽しそうだ 着替えてみたがかなり胸のところがきわどい 谷間もかなり強調されてしまった 「あっ こんなんですけど」 「やっばいね」 「ちょっと・・・ナツミそれはやりすぎじゃない」 「かな じゃあ・・・」 「谷原さん こんな機会滅多にないから」 「撮らせてください!」 おとなしめのカメラマンが声を荒げたので まわりはみんなびっくりした 「かなり気に入ったみたいだよ」 「じゃあ ちょっとだけ」 店の隅に腰を下ろすと退廃的な写真になった 「いいね もっと挑戦的な視線を」 「こうですか」 「もっと」 シャッターの音とフラッシュで なんだか頭がボ~ッとしてきた 「手をそこに」 「えっ」 完全に股間のところに手を置く形になった 何故かその撮影の時はみんな別のことをしていた 次の撮影の準備のようだ カメラマンと私だけになったので さらに注文は過激になる
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加