ライバルとの出会い

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俺が付いたころには監督とキャプテンと何人かすでに集まっていた。 大波「よし。1年全員そろったか。」 部員A「監督。矢部がまだ来てません。」 大波「あいつは何をしている。」 矢部「遅くなってすみませんでやんす。」 大波「矢部。次遅れたらグランド5週な。」 矢部「ひどいでやんす。」 こうして俺ら1年と監督とキャプテンとなぜか尾崎先輩の10名ちょっとであかつきに歩いて向かった。 あかつきまでは歩いて30分ぐらいで商店街を中心にすると真逆の位置にある。商店街をとおって、普段ランニングで使ってる河川敷沿いを通って川の向こう側に赤い橋を利用して通りそこから歩いて5分ぐらいすればあかつき高校につく。 俺らは予定通りに9時半ごろに着いた。今は校門にいる警備員に野球部に連絡をとってもらっているさいちゅうだ。 それから5分ぐらいたっただろうか。一人の女の子がこちらにやってきた。 澄香「パワフル高校の皆様でしょうか。はじめまして。あかつき高校のマネージャーをしています四条澄香です。」 矢部「はじめましてでやんす。おいらはパワフル高校の黄金ルーキーの矢部でやんす。どうかよろ」 尾崎「矢部。お前は永遠に補欠になりたくなっかたらだまれ。」 澄香「グランドで監督がお待ちになっております。こちらについてきてください。」 テクテク 『声出せよ』『サード今のとれるよ』『ナイピッチ』 石原「さすがあかつき気合が違うね」 尾崎「しかし、二宮とか主力がいない気がするな」 澄香「ここで少しお待ちください。」 『カキーン』『ビュッ。パーン』 杉村「すげー。レベルが違うよ。」 矢部「さすが全国区レベルでやんす。マネージャーも。そう思わないん でやんすか亮君も?」 杉村「・・・矢部君」 あかつき監督「どうもお待たせしました。私があかつきの監督の千石です。」 大波「どうも私がパワフル高校の監督の大波です。そしてこいつがキャプテンの石原です。」 千石「いやー。すみませんね。今、一軍はマラソン中でいないんですよ。帰ってきたらキャプテンだけでも紹介するんでそれまで2軍でも見学しといてください。」
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