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昨日の昼休憩にふと、『大丈夫かな』とそいつのことを考えていて、その日の帰宅途中で『何で私がそんなに親身?にあいつのことを考えねばならんのだ、しかも休憩中に!休憩時間くらい休憩させろ!』と行き場のない感情にかられサングリアを飲んで帰った。
最近よく思い出すのが、
「自分の制服なんだから自分で取りに行け」
大学生なりたてほやほや、はじめてのバイト(レストランのホール)で初出勤の日、更衣室で待ってたら社員さんが更衣室を覗いて、「あ、もう来てたのねー。制服出してくるねー」と言って更衣室を後にした。
当時の私はついてって受けとる、という考えもなく、その場で待ってようとしたときに先輩に言われた言葉。
『おお?!おおおおそうか!!』って、大袈裟じゃなくがつーんときた言葉。
借り物だけど、自分の仕事服。
やってもらうことが当たり前ではない、自ら動け、と。
その先輩とは職場の最寄駅でごくたまに会う(いつも偶然)。
「あー!」ってお互いにテンションがあがる(笑)
私は上司やら先輩やらに馴れ馴れしい口聞くことは多々あるし、後輩にやたら厳しかったりすることもあるけど、それなりに求められるレベルで仕事をこなせるようになったのはその言葉が発端で、バイトを通して周りを見ながらモノ(段取りとか)を考えることを学んだ。
就職してからずっと感謝してる。
人間関係いろいろあったし、そういうのもある意味勉強になった。
なんかほんと最近懐かしく思うようになったのは、年くったからかなぁ……。
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