第1章

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「あー、あー」 「五月蝿いよ。何かあるなら話せばいいじゃない」 「あー?別にー?」 「どうせまた振られたんでしょ」 「は?んなわけないじゃない。そんな話いつ出したのよ」 「違った?じゃあ……鳥に逃げられたの?」 「そう、目が合った途端。本を読んでる時は隣まで来るのに」 「不思議な眼だよねー。誰でも初めは怯えるじゃない。綺麗なのに」 「問題ってそこなの?」 「私からしたらそうだよ?」 「はぁ、鳥さん来ないかなー」 「あ、スルーとか酷いんだー」
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