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「明智、そこまで友だちを疑いたいのなら証拠を出せ」
「そうだよ明智君!僕が彼のケツの穴を舐めるように舐め回した証拠を見せてよ!出せるものならね!えへへ!」
「物的証拠は確かに無いけど……、証言なら絶賛大サービス中だよ!!推理小説の犯人と見立てたら舐めすぎてる犯人がここに居るよ!!もっと金田君の声を聞いて!耳を傾けてあげて!」
「出せないのか?あれだけ自信満々に断言して、証拠の一つも無いのか?明智、お前にその名を背負う価値があるのか?」
「別に背負いたくて背負ったわけじゃない!!なんならこのまま背負い投げしたい!!」
「そうだそうだ!証拠が出せないならケツを出せ!えへへ!」
「金田君のターゲットが俺のケツにシフトしてる!?」
……駄目だ。結局犯人は見つからない。これから、得体の知れない人間にケツの穴を無許可で撮影され続ける恐怖の日々が始まるのか?
「出せ!出せ!ケツ出せ!えへへ!」
「……わかったよ」
「明智!?出せるのか!?ケツの穴を!?」
「出せねぇよ!!……犯人を見つけてやるって言ってんだよ」
「本当か!?」
「えへへ!……チッ」
「とは言っても、犯人は今舌打ちした人しか考えられないからな。……絶対に認めさせてやる」
明智は考えた。今までの会話を思い返して、悩みに悩んでいた。俺はそれを傍観していた。
「……わかった」
「わかったのか!?明智ぃ!!」
「えへへ!明智君のようなケツの穴の小さい男にわかる訳がないよ!僕の侵入トリックが!!」
「もう自白してんじゃん……、いいじゃん……、推理しなくてもいいじゃん……」
「教えてくれ!!金田の侵入トリックとやらを!!」
「お前も犯人わかってんじゃん!!」
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