気付よバカ、と隣の彼に。手を握ったらひかれるかな、と隣の彼

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A「初詣行きましょうよ」 B「え、メンドクサイ」 A「つれないのね」 B「寒いのは苦手なんだよ」 A「着物が勿体ないわ」 B「寒さには勝てん」 A「なら謎々しましょ。それぐらいなら面倒じゃないでしょ?」 B「何故謎々…?まぁそれくらいなら」 A「なら早速。今私着物着てるじゃない?」 B「うむ」 A「さて私は今この着物の下に下着を付けてるでしょーか?」 B「は?!唐突になんだよ!なんだよ?!」 A「どっちだと思う?」 B「知らねぇよ!」 A「なんなら触っても良いのよ?ホラ」 B「知らん!」 A「あら?寒いのが苦手とか言っておきながらコタツから飛び出してどこに行くのかしら?」 B「えっと…初詣だよ!行きたいって言ってた!行こう、今すぐ行こう!」 A「…」 B「Aさん?どうしてそんな冷たい目でこちらを見るの?…ねぇ露骨に溜息つくのやめてくれない?!こればっかは仕方ないでしょ?!」 A「…意気地なし。いい加減気付きなさいよ」 B「え?今なんて?」 A「うるさい!いいからとっとと準備!早く!40秒で!」 B「は、ハイ!」
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