プロローグ

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プロローグ

 シェアハウス・葦埜御堂(あしのみどう)。  古くて大きな一軒家に、生まれも育ちも異なる者たちが一緒に暮らす。家族でもないのに家族のように集い、時を過ごす。  共に存在する空間の中、自分の家ではないはずのそこが、次第に自分の家となっていく。そこに居ること、感じること、それが特別な何かを織りなしていく。
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