携帯の画面を見ると…

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『おやおや…ーこれはこれは、あらあらあら』 友達のお祖母ちゃんは俺のの祖父の家についた瞬間に何かを感じ取ったように頷いていた。 『こりゃーいるねぇーお前さんは霊感あるんだから気おつけるんだよぉ…ね?』 友達とそのお祖母ちゃんは霊感があるらしく友達もカタカタ震えながら頷いた。私はなんのことか全然分からなくて二人の後に付いて行くしかできなかった。 『こりゃー山神様の嫁で間違えないねぇーお怒りになっておるわい。』 『でも!お祖母ちゃん、こんなに怒ってるってことはよっぽどのことをしないと!』 『そうだねぇ…やっぱりやったことを片付けんと許してはくれをかのぉ?』 二人が何か真剣な話をしているのは分かったのだが、何がそんなにいけないのかは良くわからい。けれど、いつもチャラいやつが真剣な顔して話しているのとお祖母ちゃんのしかめた顔に不安になる。 『このお祖父さんはどこにゴミを捨てていたかわかるかい?』 友達のお祖母ちゃんが私に祖父がどこにゴミを捨てていたか聞いてきた。 祖父がいつも使う散歩コース … 家を出て裏庭から出る 細いくねくね道を通り 山に入る 獣道を抜けると お地蔵さんが見える 5歳、6歳ぐらいに何回かその場面を見ただけでうろ覚えだったけど何とか道を説明することができた。それはなにかそこに導かれているように映像として思い出したのだ。
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