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「栄子、本当にごめん。栄子の恋人を取る気なんて全く無かったんだよ。ただ、そのー…」
服を着終わっても私はまだ動揺していた。
「だからいいんだって。アイルもお腹いっぱいで満足して寝ちゃってるし」
「えっ?」
栄子の言葉に改めてアイルを視た。
やつはつぶらな瞳をしっかりと閉じて動かないでいる。まるで人形のようにベッドに横になっている…、ってこいつは元々人形だったのだ。
改めてそう思うと何だかものすごく恐ろしくなってきた。
自分は今さっきこの人形とセックスしていたのだ。しかもやつのそれは人形とは思えないほどの快感だったのだ。
なるほど、栄子がアイルに引かれてしまうのも分かる気がする。
ん?待てよ?
と私はここにきてあることに気づいた。
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