序章

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ガガドゥには十一の神が祀られている。地域によって崇拝する神は異なり、しかしガガドゥの者たちは崇拝する神は違えど争うことはなかった。 根本は皆同じ全能神を崇めているからだ。 大昔、それは生物が生まれる前、神たちがこの世界に住んでいた。 そしてある日、とある神が一番優秀な者を決めようと言い出した。 毎日退屈していた神らはそれを受け入れた。 そしてそれに勝ったのが今の全能神ドゥガであった。 そして神は生物を創った。 自分らは各地の祠を創り、そこに住み、各々人間を監視していた。 そんなガガドゥに住む人間には禁忌とされている儀式があった。
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