赤×橙 2人の恋物語

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~伊藤~ 「千晃…。 相談乗ってくれない?」 そう言ってきたのは私の大親友の 宇野実彩子 可愛くてモテモテだし、性格はサバっとしてて、私の自慢の友達! 「どうしたの?そんなに改まって! 親友の実彩子のためだ!相談乗るよ!」 「ありがと」 私達は学校の屋上に行った。 「実彩子!相談ってなに?」 少し間が空いて実彩子が言った。 「実は私、與君が好きなの。」 えっ…。 「そ、そうなんだ。 與君か…。」 「ぉ、応援するよ! 実彩子なら絶対にいける!頑張れ!」 「千晃ー!やっぱり千晃に相談して正解だったよ!ありがとう!」 「うん!」 泣くな、私。 もう少しだけ我慢するの。 実彩子の前で泣けるわけがない。 ちゃんと笑えてるかな? 素直に喜ぶこと出来てるかな? 当分無理そうね。 でも実彩子のため。 あぁ、こんな事考えたら涙出ちゃうよ。
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