赤×橙 2人の恋物語

6/20
前へ
/23ページ
次へ
~西島~ 「あの…。 與君。ちょっといいかな?」 そう言ったのは千晃ちゃんの親友の宇野実彩子。 「ええけど」 真司郎は宇野さんに外に連れていかれ、放課後の教室で俺は1人になった。 「西島。俺実彩子ちゃんに告られた。」 学校からの帰り道、真司郎が言った。 「えっっ!返事はどうするんだよ!」 「付き合う事にした。」 「そっかー!おめでとう!」 「んじゃ、千晃ちゃん嫌われる様な態度とらんでええでな?」 「えっ、あ、うん。」 「まぁちょっとくらいフォローするからさ。」 「ありがとう!」 少し話をして、真司郎とは別れた。 チュンチュン… 「しーんじろ!」 「なんや。朝からうるさいな。」 そんなこと言ってるけどにやけてますよ(笑)
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加