あとがき

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子供の頃のあの約束──という話からは斜め45度から捉えたこの作品。 まあ、結果は当然かな、と思っております。 このストーリーは、3TSという神谷信二さんのイベントに参加して、イベントブックにも載せていただいた作品のその後を描いた作品です。 ただそれを書きたかったと言えばそれだけの作品なのですが。 晴香がいつか両親と和解できたらいいなとは思ってはいるのですが、それを書くのはまだしばらく先になりそうです。 その部分はね、やっぱり精神的に辛い話になると思うので。 あ。エッセイなどで、晴香と私は似てる部分があると言ってはありますが。 私と両親はきちんといい関係が築けてますよ、最近は(笑) とはいえ、わだかまりみたいなものは心のどこかにあるので。 時間の解決って、本当に人によるのだと思います。 小さい頃の境遇って、人格形成にも影響を与えますし。 どんな小さな虐待でも、なくなってくるといいなあ。 その願いを込めながら、またこの二人の物語を作っていきたいと思います。 ちなみにこの日野家。 私の祖母の姉妹のお家をモデルにしています。 あんなお姑さんがいいと絶賛される家庭です。 すごくお嫁さんとお姑さんの距離感がよくて。 嫁姑もあんな風になれば、いいのになあと思わせてくれる家庭ですよ。 私も弟にお嫁さんが来ても、何も言わないでおこう。 そう思います。 ムダな争いはしても仕方ないですからね。
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