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~安藤 零の出逢い~
「それでは皆さん。かんぱーい!!」
「「「かんぱーーーい!!!!」」」
乾杯の音頭を交わし俺達はノンアルコールのジュースを一気飲みした。
本日、某有名大学の女子大生と居酒屋で合コンだ。
男女4対4。
俺はその数合わせに連れてこられた美容師の専門学生の2年生 安藤 零19歳。
珍しく女子のレベルは高い。
皆可愛くてそれなりに似合う化粧とつややかな髪で結構当たりな合コンである。
本日の主催者、俺を誘ってきた宮川が張り切るのも無理もない。
俺は端の席で周りの話を聞き流しながらスマホの画面を見ながら早く時間が過ぎるのを待っている。
何やら自己紹介が始まったようだ。
初めに女子の自己紹介をする様子…
俺も周りに合わせて拍手した。
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