13人が本棚に入れています
本棚に追加
翌日、青山は木村を伴って所轄にいたころの情報屋の質屋にいた。ここの質屋の主人は独自のネットワークを持っているので何かと頼りにしていた。
中はガラス張りの店で、こじんまりとしていた。
木「あのう、一課の人間が質屋ってまずくないですか?捜査三課が今回のヤマに関わってくるかもって小島さんが話してましたけど。」
青「大丈夫。私の所轄時代の情報屋だから。」
木(心配だな。ほんとに大丈夫なのか?)
「あら、いらっしゃい。相棒も一緒?」
青「荒木(アラキ)さん、どう仕事の方は?」
「おかげさまで大盛況。で、何の用?そのバッジしてるってことは、捜査一課に戻ったってことか。なんか知りたいことある?なんかの過激派とか。」
青「いや、そういうことじゃなくて、荒木さんの知り合いでこの男を見てないか教えてくれる?」
「あ~。この男。テレビで見たけど、この事件調べてるの。わかった。仲間内に話しておく。気をつけて。」
青「ありがとう。行くよ。」
荒木さんは今度来たら、コーヒー驕ってと言っていた。
最初のコメントを投稿しよう!