第1章

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今朝の事をゆっくり順を追って思い出す… 目を覚まし 着替えを済ますと 俺は街へと出掛けた。 だがおかしい…何故出かけるかを思い出せないんだ… 今日は確か用事がある あるにはあるのだが…思い出せない… ボケたのか…いや、そんなはずはない だって俺はまだ20代前半だ 自分で言うのもあれだが記憶力にも自信がある。 高校の頃なんて暗記の鬼と呼ばれていたもんだ…。 自分の用事が何だったのかを思い出そうと街中をうろうろしていると後ろから聞きなれた声に呼ばれそしてアイツが立っていたんだ…。
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