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コンビニの前にバイクを止め
ヘルメットを外すと陽は
「そういえば、春は何歳なの??」
名前は言ったものの
歳などの個人情報はお互い話していなかった
「あぁ、17だよ」
「学校は...??」
「行ってない」
「学校、行って??」
何故、こんなことを
陽は言ったのかわからない。
でも、俺の心は
確実に動かされていた。
「...わかった。」
皆と別れた後
錦司に
『俺、明日から学校行くわ』
とだけ打ち込み
LINEを送信した。
するとすぐに既読の文字がつき
『わかった。なら俺も行くよ』
いつだって錦司は優しくて
俺の味方だ。
幼なじみという存在に
感謝しつつ
それが錦司で良かったなと思った。
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