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俺(小椋 春)はいつだって退屈だった。
退屈をしのぐために
夜バイクを乗り回してはコンビニにたむろす日々。
たまにコンビニの隣の隣にあるゲームセンターでコインゲームをしたりしていた
高校もここ最近まともに行っていない
煙草も酒も退屈しのぎの1つだった。
今日もいつものコンビニでたむろしていた
「今日もつまんねぇな」
いつもつるんでいる大毅が煙草を蒸かしながら言った
「いつもこんな感じじゃん。」
幼馴染みの錦司が冷静に答えた
煙が上に上がっていくのを見ながら
星空を眺めていた
東京のほぼ中心にあるこの町は
田舎なのか都会なのかよくわからない位置にあり
ビルはあるものの星はよく見える。
俺はこの町から見る星が好きだ
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