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一応、それなりの準備をし、私は日焼けを防ぐ為パラソルの下に入り、タオルを被り砂浜に座っていた
が、持病が治らず、薬を飲んで海の家で寝る事にした
彼は一人ビーチで砂遊びをしていたらしい
帰宅してからは嫌味の様な笑い話の様な話題として語られていたが、その時の彼は私を静かに休ませてくれていた
三時間程休んでいたら、大夫回復した私も彼と一緒に海へと入って行った
足が付かなくなると、彼は私を引き寄せ、私に押し寄せる波を遮ってくれていた
足が付くところまで戻って来た私達は、海岸に集まっていたワカメを何処まで遠くに投げられるか……と、まるで子供の遊びの様な事を始めた
が、それが負けず嫌いの私達には楽しい勝負となっていた
が、二人共、一通り楽しんだら飽きっぽい性格なので、それもほんの数分の時間を費やしたに過ぎなかった
海から上がり、軽くシャワーをした私達は帰り道で見付けたSPAに寄り、熱いお風呂に入り、さっぱりとして帰路に就いた
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