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彼は悪酔いすると
『お前なんか何処かへ行ってしまえ。お前なんていらない』
と言う
煩わしいと思う気持ちが無い訳ではないと思うので、本音もあると思う
が、そんな彼を見ていると切なくなる
だから私は言う
『本気でそう言うなら私は武から離れる。でも武を一人にはさせたくないと言う私の気持ちだけは伝えておくからね』
と……
そして決まって彼は
『お前は馬鹿だ。こんな俺と一緒にいてもろくな事ないぞ』
と………
この辺の事については、本編に戻ってから、おいおい付け足していこう
そう言えば、彼の知り合いは何らかの理由があり、今は連絡さえつかなくなっている
彼はその理由を知っている
勿論私も知っている
が、その内容には触れないでおくが、彼は本当にその友達の事が好きで、いつも一緒に行動を共にしていたとの事
彼を孤独へと一歩近付けたのは、この事も原因の一つなのかもしれない
私は、いつの日か、その人が彼に連絡してくれる日が訪れる事を願っている
そう 彼の為に………
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