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数日後二人にとって、運命の日が訪れた
運命と言うと大袈裟かもしれないが、二人の関係上では運命の日だったと今でもはっきり憶えている
その日、私は仕事が忙しく早朝5時半から動いていた
彼は地元で祭りがあり、彼も仕事やその他の付き合いもあり、夜合流出来るのは少し遅くなるとは言われていたけれど、22時近くなって漸くメールが入った時点で私の機嫌は疲れと共に悪いピークに達していた
以前、彼の友達のイザコザがあった時に、彼には彼の都合があるからと、それからは極力その点では腹を立てる事も無かった私だったが、やはり仕事の疲れがあったせいか、彼と合流した私に笑顔になる余裕は無くなっていた………
酔っ払ってテンションが高い彼に正直苛ついていた
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