少女の思考
4/8
読書設定
目次
前へ
/
8ページ
次へ
両親にはなぜお前じゃなかったのか と怒鳴られた。 あの子を返せ、お前が死ねば と怒鳴られた。 両親にとって僕はいらない子だった。 実の子でもいらない子だった。 弟を恨みたかった。 でも弟が大好きだった。 両親も大好きだった。 だから僕は弟になろうとした。 あの時死んだのは僕だと思い込んだ。 そうすれば両親は僕を愛してくれる 僕を見てくれると思った。 だけどそれは無理だった。
/
8ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!